輸入車のワイパーのビビリ対策 2021.07.08

雨天時の運転に欠かせない「ワイパー」。
日頃はあまり目立たない存在ですが、雨天時の視界確保を担う、自動車にとって大切な装置の一つです。
そんなワイパー、もちろん車検の際にも見た目や動作性などをチェックされ、基準を満たしていないと交換対象となります。

もちろん車検時だけではなく、ワイパーゴムが裂けたり、ヒビが入るなどの見た目で分かる劣化や、ワイパー使用時にキレイに拭き取らないことや、ワイパーがビビってしまうなどの実使用時に発生した不調はワイパー交換のサインです。

一方、輸入車オーナーさんから、「ワイパーは古くないのにビビりがひどい」という悩みを耳にしたり、お問い合わせをいただくことが増加しています。これは、国産車に比べ輸入車は、広く採用されているワイパーの形状の違いや、アウトバーンなどの高速走行を想定しワイパーアームの圧が高く設定されていることによると言われています。
ワイパーがビビると、単に雨を適切に拭き取らないだけでなく、車内までひびく独特の「ビビり音」でなんとなく不安な気持ちを抱えることとなり、心理的な余裕を減らしてしまうことにもなりかねません。

こちらのビビリが発生しているワイパーの様子をご覧ください。
ワイパーがガラスに引っかかるようにガタガタと揺れながら動いているのがご覧いただけると思います。一般的にワイパーは1つのモーターで2本のワイパーを同時に動かしているため、片側がビビるともう一方のワイパーが連動してビビることが多くなり、結果2本のワイパーともにビビっているという状態になりがちです。

 

本来は劣化したタイミングで交換することが多いワイパーですが、「ビビり対策」という目的での「ワイパー交換」についてご紹介します。

輸入車のワイパー交換について

単にワイパーを新しくしたり、どんなワイパーに交換してもビビりにくくなるというわけではありません。
今回、ビビり対策として交換におススメするワイパーはこちら『ガラコワイパーパワー撥水輸入車用』。

ワイパーゴムの表面には、摩擦抵抗を減らすためフッ素樹脂を配合した特殊コーティングを均一に処理。不快なビビりや鳴きを低減します。さらに、ワイパーゴムの素材も専用スペック。輸入車特有の強いワイパーアーム圧に合わせゴム硬度を最適化しているので、拭き残しのないシャープな動作を実現しました。
また、『ガラコワイパーパワー撥水』の最大の特長となる、ワイパーするだけでガラスにガラコの撥水被膜が形成されるので、強力に水を弾き良好な視界確保をサポートします。

輸入車のワイパー交換方法

実は、輸入車のワイパーも国産車のワイパーのようにDIYで交換できます。

まずは車に取り付けられている純正のワイパーブレードを外します。
ワイパーアームを立て(一部立たない車種もあります)、元々ワイパーのあった位置にタオルを置きます。
これは、ワイパーブレードを取り外したアームが万一倒れた際に、ガラスに傷が付かないようにするためです。

純正ワイパーの取り外し方法はワイパーブレードの形状によって異なります。
以下のページから動画で各種ワイパーブレードの交換方法をご確認いただけます。
http://www.glaco.jp/wiper/howto_blade_import.html

ワイパーを取り外した状態がこちらです。

純正ワイパーを取り外したのちに、『ガラコワイパーパワー撥水輸入車用ブレード』に同梱されているアダプターを装着します。ガラコワイパーでは6種類のアダプタを商品に同梱していますので、適合に応じて使い分けます。
ちなみにこちらの車種で使用するアダプターは「PT-3」。
こちらも先ほどご案内したページの動画で確認いただけます。

つづいて『ガラコワイパーパワー撥水輸入車用ブレード』を装着します。

最後にタオルを取り除き、アームを元に戻して片側分は完了です。

反対側のワイパーブレードも同様の手順で交換して完了です。ここまでの時間、慣れれば5分もかかりません。

ビビらないワイパーに変身

それでは、もともと装着していたワイパーでの試験と同じやり方でワイパーのビビりをテストしてみます。

 

いかがでしょうか?ビビりのないスムーズなワイピングが確認できます。
改めて、ビビっていた元のワイパーの動画がこちら。

 

その差、歴然ですね。ワイパーのビビりという小さなストレスのように感じますが、ビビりが解消されただけで驚くほど安心感が高まりますね。

撥水効果について

「輸入車ワイパーのビビり解消」をメインにご紹介してきた『ガラコワイパーパワー撥水輸入車用』ですが、撥水効果もすごいんです。
あえて今回は、ワイパー交換前にフロントガラスを『ガラコぬりぬりコンパウンド』で処理し、油膜やガラス撥水剤を全て落としてみました。
この状態でフロントガラスに水を掛けてみると、全く撥水せずにガラス表面をベターっと水が流れているのが分かります。

その後、ガラスの水分をふき取ってから『ガラコワイパーパワー撥水輸入車用ブレード』に交換。ガラスが乾いた状態で3分間ワイピングをし、先ほどのビビりテストを終えたガラスの状態がこちら。

ワイパーが動いた部分にだけ、しっかりとガラコの撥水効果が付与されていることが確認できます。わずかな時間のワイピングだけですが、フロントガラスにかかった水がしっかりと流れ落ちていくのが分かります。

『ガラコワイパーパワー撥水輸入車用ブレード』へのワイパー交換は“単なる消耗部品の交換”という意味合いだけではなく、ワイパーのビビりを抑制し、さらにフロントガラスに撥水効果を付与するという相乗効果で、雨の日の良好な視界確保をすることで安全運転をサポートする高機能ワイパーです。
輸入車にお乗りの方で「ワイパーのビビリに悩んでいる」という方は是非一度お試しください。

下記のボタンをクリックすると、お車に適合するガラコワイパーを検索していただけます。

【注意】
1、はじめてガラコワイパーパワー撥水輸入車用に交換される際は、必ず『ガラコワイパーパワー撥水輸入車用ブレード』に交換してください。
※『ガラコワイパーパワー撥水輸入車用替えゴム』は『ガラコワイパーパワー撥水輸入車用ブレード』専用の替えゴムで、純正ワイパーには適合しません。
2、『ガラコワイパーパワー撥水輸入車用ブレード』に適合のない輸入車もあります。予めご了承ください。

今回ご紹介したアイテム

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