革製品のお手入れ、どうしてますか? 2021.03.31

財布やカバン、小物関係から、日々くつろいでいるソファーなど、“革”は生活の身近なところで使用されており、お気に入りアイテムとして愛用されている方も多いのではないでしょうか。

“革”の良い点として、まずはその手触りの良さが挙げられます。
使いこむほどに“革”はなめらかさを増し、人が触れたり、身に付けたりする素材としてとても優秀な素材です。また、“革”はなめし方の違いで異なった表情を見せることから、上質感や高級感を付与するための素材としても多く使用されています。
そして、革製品を持つ一番の醍醐味は、所有者が“革”を育てているような感覚が得られるところではないでしょうか。時間の経過とともに表情を変え、色味が深くなり革特有のツヤを演出するようになり、使うごとに愛着が感じられるようになります。
“革”はその耐久性の高さから、石器時代のころから活用されていたとも言われています。

しかし、そんな革製品も水分や過度な温度変化に弱いといった特性があるため、良い状態で長く使い続けるには定期的なお手入れが肝心となります。
おうち時間が増え、座る時間が長くなった革のソファーや、お気に入りの革製品や革小物など、まったくお手入れしていないなぁという方はいらっしゃいませんか?

実際のところ革製品のお手入れって難しく、手間がかかりそうと思われている方が大多数ではないかと思います。

革のお手入れについて調べてみると、アイテム別に専用メンテナンス用品が発売されていることが多く、クリーナー・ローション・ワックス・専用ブラシやクロスなど、高額な商品をいくつもそろえる必要があり、手順も複雑なことから億劫になってしまいがちです。

そんな皆様に、幅広い革製品に使用でき、お掃除感覚で、「シュッとスプレーして、サッとひと拭き」するだけで、汚れ落としと同時に、ツヤ出しと皮革の保護ができる、便利な革専用のクリーナー&ワックス『しっとり長持ち!革クリーナー』をご紹介させていただきます。

まず、こちらの商品は使いやすいハンドトリガータイプの商品です。その他準備する物は、やわらかいキレイなタオルのみ。
そして、使い方はスプレーして拭き上げる、それだけです。

それでは、効果をよりリアルにご覧いただくために、中央にマスキングテープを貼り、商品を使用した箇所としていない箇所の差を比較したいと思います。

それでは、商品を使用していきます。
まずは、ボトルを良く振ってから、噴射口をONにします。
革製品に直接スプレーすると、シミやムラ、飛び散りの原因になることがありますので、柔らかいタオルに2~3回スプレーして液剤を取り、軽く拭き上げるように仕上げてください。
2度拭きは不要です。

ご覧ください。
軽く拭いただけですが、汚れが目立ちにくいソファーも実はこれだけの汚れが付着していたことがおわかりいただけると思います。

適宜タオルに液剤をスプレーしながら、全体を拭き上げるだけで作業は完了です。
億劫に感じていた革製品のお手入れも、これなら日頃のお掃除に取り入れられるほど、簡単ではないでしょうか?

こんな簡単で、本当にキレイになるの?と思われると思いますが、効果のほどは以下の画像をご覧ください。

いかがでしょうか!向かって左側のお手入れをしましたが、手アカなどの汚れがスッキリ落ち、パキッとしたソファー本来の黒が復元され、クッキリとした差がご確認いただけます。

また、配合されたミンクオイルの効果で、革素材らしい重厚なツヤと、しっとりした風合いが感じられる仕上がりとなりました。

さらに、こちらの『しっとり長持ち!革クリーナー』は仕上がりの良さだけでなく、その優れた防汚効果も特長です。革面を保護し、使い続けることで汚れにくい状態を維持することができます。
そして、革の大敵「カビ」予防となる防カビ剤や除菌剤も配合しているため衛生面でも、革製品のお手入れに最適です。

ソファーだけでなく、システム手帳や財布、革小物、レザージャケットなど、お気に入りの革製品の定期的なお手入れにぜひご利用ください。

注意:人工皮革製品にもご利用いただけますが、スウェード・バックスキンなど、表面がけばだった皮革、つや消しや特殊加工された皮革、水拭きで色落ちする皮革には使用できません。

なお、改めて革製品をクリーニングしていると、ふと気づかなかったキズを見つけることがあると思います。
小さなキズ程度なら指で均すようにすれば目立たなくなくなることもありますし、使い続けている上での勲章のように見えるものもありますが、やはりお気に入りの革製品についたキズは気になるものです。

次は、そんな革製品についた気になるキズを目立たなくする、革専用塗料『チョット塗りペイント 皮革用』をご紹介します。

まず、革は柔軟性に富んだ素材であることから、通常の塗料では塗装して乾燥後、曲げなどの動きで割れや剥がれが発生してしまうことがあります。
しかしこの『チョット塗りペイント 皮革用』は、革専用につくられた塗料なので、革表面に強く定着し、革の柔軟性にも追随できる塗料となっております。

それでは『チョット塗りペイント 皮革用』を使ってみます。
本体をカチカチっと音をさせながら上下によく振り塗料をよくまぜてください。その後、中身がこぼれないようにボトルを立てた状態でキャップをゆるめてください。

キャップにはマニュキュアのような筆が付属していますので、筆についた塗料をボトルの口で不要な分を落とし調整し、キズを埋めるようにうすく塗ってください。

塗装箇所の色に合わせて、必要であれば重ね塗りしていきます。
※重ね塗りする場合は塗料が乾いてから行ってください。
塗装後、完全に乾かせたら完了です。

いかがでしょうか!こちらが、1日乾燥させた状態です。
カバンについたキズですが、実は商品を使った私も驚くほど目立たなくなりました。
写真のように注意してよく見るとわかりますが、少し離れてみるとどこを補修したかわからないほどの状態となりました。

最後に、密着度のテストです。
『チョット塗りペイント 皮革用』を塗装した箇所を、グッと折り曲げてみました。

もちろん、剥がれや割れもなく、キレイに革素材に定着した状態でした!

こちらの『チョット塗りペイント 皮革用』も付属の筆で塗装ができるので、ちょっとしたキズを見つけた時にも、カンタンにキズ隠しができます。
カラーは、ブラック、ブラウン、ダークブラウン、ホワイト、オフホワイトの全5色。
汎用カラーとなりますので、素材に近いカラーをお選びください。

革製品の「お手入れ」と「キズ隠し」、いかがでしたか?
“革”製品は、つきあい方次第で長く、長く使える素材です。
今回ご紹介したどちらの商品も、取り扱いがとてもカンタンな革専用の商品です。

ぜひ定期的なお手入れをして、自分だけの味わい深い革製品を育ててみてはどうでしょうか?

今回ご紹介したアイテム