ピアノブラック調パーツのキズを消して光沢を復活!2019.03.16

「ガーニッシュ」という言葉を聞いたことはありますか?

「ガーニッシュ(garnish)」とは、装飾物や飾り物という意味で、車ではサイドガーニッシュやリヤガーニッシュ、インパネガーニッシュなど、車の外装や内装に取り付けられている装飾パーツのことを指すことが一般的なようです。
このガーニッシュ、種類によっては高級感やスポーティーな印象など様々なアクセントづけができ、車の印象を変えてしまうほどの大きな装飾効果を発揮します。

木目調やメッキ調など様々なガーニッシュがありますが、最近多く目にするようになったのが、“ピアノブラック調”仕上げのもの。
クルマに使用されていているピアノブラック調パーツは、樹脂に顔料を混ぜて成型し鏡面に仕上げられたパーツや、ソリッドの黒を塗装し鏡面に仕上げられたものに大別されます。クルマに精悍なイメージをつけるものではありますが、反面汚れてしまうことで、ピアノブラック調パーツの良さが薄れてしまいますので、定期的なメンテナンスが必要になります。ただし、ピアノブラックパーツはソリッドの黒ということで、細かいキズが目立ちやすいカラーであり、また素材的にもキズがつきやすいという特性から、間違ったお手入れをすることにより更にキズが目立ってしまうことも考えられます。
また、すでについてしまっている細かいキズについては、従来の微粒子コンパウンドで磨くだけではキズを消して、もとの超鏡面の状態に戻すことが大変難しいものです。

そこでこのたびご紹介するのがこちらの商品『99工房モドシ隊 超鏡面精密研磨セット』です。

セット内容はこちら。

ナノ(1/100万mm)レベルの精度が求められる半導体用シリコンウエハーの最終研磨に使われるハイテク素材を採用した、新開発「超精密研磨パッド」の効果で、従来商品や従来のお手入れでは難しかったピアノブラックパーツに付着した細かい線キズや磨きキズなどのクスミを、手作業で、新品に近い状態へ再生・復元することができる商品です。

それでは作業をしていきます。

まずは磨いてはいけない箇所や、液体コンパウンドが付着してはいけない箇所をマスキングテープで覆い隠しておきます。今回は作業後の効果が分かりやすように上下でマスキングをしました。

「精密研磨パッド」は、磨く範囲に応じ、大小2種類が選べます。今回は範囲が狭いので、精密研磨パッドは(小)を選んで作業します。
精密研磨パッドの黒い面に精密研磨用液体剤をパチンコ玉程度とり、

対象面を磨きこんでください。精密研磨パッドは直線方向に動かすとムラなく磨くことができます。

磨き終えたらマスキングをはがして、柔らかいキレイな布で研磨カスを丁寧に取り除いてください。作業は以上で完成です。

Before&Afterがこちら。

細かいキズによりくすんでいた状態が解消され、After側の黒の深みが増したことが一目で確認できます。

なお、もしキズが消えにくい場合は、付属のコンパウンド専用スポンジを使用し、下磨きをした後に、精密研磨パッドで磨きあげれば、不要なダメージを与えず効率的に仕上げることができます。
※指先で段差を感じるような深いキズには効果がありません

洗車してもなんとなく光沢のあるブラックパーツが締まらないと感じている方や、ピアノブラックパーツについた細かいキズで困っている方など、ぜひ専用の商品をお試しください。

今回ご紹介したアイテム

 
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