レビュー
- ★ ★ ★ ★ ★ 2023.01.14
- 簡単に塗布する事が出来又、マイクロファイバークロスで拭くと仕上がりがとても綺麗に上がります。多少値段が高いですが満足です。
研究者がボディカラーをより鮮やかに演出する「艶」と、手触りでわかる「スベスベ感」にこだわってつくりあげたコーティング剤。 より深く、ボディカラーを鮮やかに見せる艶と、手触りでもわかる平滑性によるシャープでエッジが強調された仕上がりとなります。
艶を再現する素材として、ガラスに匹敵する透明度を持ち、膜厚感を生み出せる「アクリル樹脂」を採用。 手触りでわかるスベスベ感を生み出す平滑性は「ケイ素系樹脂」を配合することで実現しています。
「B01」の処方を担当した研究開発者は言う。
「機械で測る事ができるものはわかりやすくていいんですが、艶は機械だけでは測れない。人が洗車をする以上、やっぱり人間の目でしかわからない部分を大切にしたかったんです」
そのこだわりは、今回選んだB01にしっかりとこめられている。 今回、肝となる素材に選ばれたのがアクリル樹脂。水族館の水槽の素材にもなるこの物質の特長として、光の屈折率が高く、 ガラスに匹敵するほど透明度が高い。そして、艶を出すためのもうひとつの重要な要素を持っている。
「狙った艶を出すためには、屈折率ともうひとつ重要な要素があり、それが膜の厚さです。 この処方は、アクリル樹脂が塗装への密着性が良いという特性を最大限に引き出して、膜厚をできるだけ厚くする方向で攻めた処方になっています」
艶性能を確保した上で、B01ではもうひとつ上の仕上がりを追求した。 手触りでわかるスベスベ感を再現しようとしたのだ。 そのために、ケイ素系樹脂が配合された。
「いや、艶だけでも十分難しかったんですけどね(笑)手触りでわかるスベスベ感を追求するということは、それだけ仕上がり表面を平滑にして、かつ滑りを良くしなければなければならないということなんです。平滑に仕上げられれば、必然的に光沢も上がって、クルマのプレスラインとかエッジが際立ってシャープに見える。でも、この辺がケミカルの難しいところで、少しでも配合のバランスが崩れると、艶も出ないし、平滑性も、光沢も出ない。お互いの悪い性能ばかり引き出しあってしまうようなケースもある。そこを解決する素材を見つけるのと調合バランスを探るのに時間がかかりました」
結果的に、出来たものは満足のいくものだったのだろうか?
「こういう艶感が得られる仕上がりで、簡単に使えるものはずっと欲しかったんですよ、個人的に。だから、一番気に入っています。ですが、商品化されていないものは余程のことがないと社外に持ち出せないんですよ。だから、これで正々堂々、今度から家で自分のクルマに使うことができます(笑)」
ではなぜ、これまで商品化が見送られてきたのだろうか。
この問いに、開発担当者は苦笑いしながら答えてくれた。
「ちょっと使用方法を繊細にしすぎてしまったんですね。僕が使う用に作ったも同然なので(笑)でも、本来めんどくさがりなので、使うのに時間がかかるようにはしていません。ある一定の条件下での使用しか想定していないつくり、といったほうがわかりやすいでしょうか。だから、使用説明書はしっかり読んで使ってください(笑)」
そこまで自身が惚れ込んだB01の仕上がり感は、どうなのだろうか。
「艶は狙ったとおりの膜厚感がしっかり出ているので、洗車後のクルマを見て悦に浸ってしまうくらいです。自画自賛ですが(笑)そして見るだけじゃなくて、指先でそっと触ってみてください。表面のスベスベ感を体感してもらえると思います。狙ったとおりに艶が出ていて、表面の平滑性も手触りでわかる。自分が欲しかったものが、視覚と触覚できっちり再現できてる。なんだか、自分だけのものにしとくには惜しいですよね(笑)」
見てわかり、触ってわかる仕上がりの「気持ちよさ」。 毎日、研究室と野外での洗車テストを繰り返しつづけて鍛えられた目が満足する、自慢の逸品だ。
“アクリル樹脂”が生み出す“鮮やか”な「艶」
“アクリル樹脂”の特徴である、高い“屈折率”とガラスに匹敵するほどの透明度が今までにない“鮮やか”な「艶」を生み出します。
ボディの手触りにもこだわり、“スベスベ感”を実現
“ケイ素系樹脂”を配合することで、ボディを平滑にし、手触りでもわかる“スベスベ感”を実現!これにより、ボディはシャープでエッジが強調された仕上がりとなります。
施工が簡単!
ボディをシャンプーで洗車後、軽く水分を飛ばし、施工する面に直接スプレーし、水に濡らして固く絞った施工用クロスで拭き上げるだけでコーティングが完了。
※普段のお手入れには、「洗車研シャンプーS37(メンテナンスシャンプー)」をお使いください。
商品の使い方
シャンプー後、クルマのルーフから順に下に向かって水でよくすすいでください。
その後、軽く水分を飛ばしてください。
※水分が多量に残りすぎているとコーティング剤が薄まってしまうので、写真のような適度に水分を残した状態が施工に適しています。
施工する面に直接スプレーしてください。
■目安
50センチ四方につき1~2ショット。中型セダンのボンネット1枚で5~6ショット。
スプレー後、すぐに水に濡らして固く絞った施工用クロスで塗り広げるように拭き上げてください。拭き上げと同時に仕上がります。
普段のメンテナンスにはコーティング施工車専用シャンプーがお使いいただけます。
対応色 | 全塗装色 |
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成分 | ケイ素系樹脂、シリコーン、アクリル樹脂 |
内容 | コーティング剤 250ml 施工用マイクロファイバークロス |
使用上の 注意・備考 |
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商品ラインアップ
SENSYA LAB
SENSYA LAB
スペシャルコンテンツ
ソフト99の研究開発に携わる人々。
彼らは日夜自分たちが生み出す技術を通してクルマを美しく、カーライフをもっと楽しくすることを考え、開発している。
その実現のために、「洗車」という行為と「輝き」を科学的に捉えることはもちろん、繊細な仕上がりの差を見極める目を持つことが要求される。
モノを創る技術、その全ては洗車という行為の中にある「気持ちよさ」を獲得する手段。新たなモノづくりへの情熱は、この中から生まれる。
研究開発は、目標となる効果をもたらすために、要求事項を決め、乗り越えるべき課題を設定するところからはじまる。
あらゆる原料の検討を行い、調合方法を試験し、より良いものを追い求めていく。
そのプロセスで試作を繰り返し、処方の方向性を固めていく。
このような研究開発者たちの地道な積み重ねを経て生み出された膨大な処方の中から、研究開発者、商品開発者、マーケティング担当者、営業担当者が集い、それぞれの分野のエキスパート達との協議を重ねながら、最終的に製品化されるものが決定される。
「より多くの人に、使いやすく、効果を体感できる製品」これがソフト99から世に出す製品に求められる、絶対条件。
世に出ることがなかった膨大な処方データが、ソフト99内に眠っている。
それらの中には、コンセプトや方向性の面でタイミングがあわずに世に出なかっただけで、卓越した性能を持つものも少なくない。
ひとつひとつに宿る、担当者たちのこだわりの仕上がりや使用感は、今の市販品とはまた違った洗車の「気持ちよさ」をもたらしてくれる。
洗車研では、研究開発担当者が日々鍛えてきた目でこだわりをもって生み出した処方をさらに厳選、特別に少量を高精度に生産。
洗車研アイテムの、研究開発者ならではのこだわりを是非、あなたの目で体感して欲しい。