タイヤに付着する茶色の汚れの原因と、その汚れを落とす方法ついて。 2023.03.24

気づいたらタイヤが全体的に茶色く汚れていた、というような経験は無いでしょうか?
例えばこんな状態。

土埃をかぶったかのように、タイヤのサイドウォール部分が茶色く古ぼけたような見た目になっています。

未舗装の道路を走ったのであれば土埃や土汚れも考えられますが、そのような記憶がない場合、なぜ?と疑問に思われることでしょう。
実はこの茶色く見える汚れは、次の2つのパターンが主な原因として考えられます。

原因1、ブレーキダストによる汚れ
原因2、タイヤの保護成分が化学変化を起こしたもの

それでは順番に内容を見ていきます。

原因1、ブレーキダストによる汚れ

輸入車に特に多く見られるブレーキダストによる汚れ。
輸入車のなかでも特にドイツ車は、アウトバーンなどの高速走行を想定した高性能なブレーキを採用されていることが多く、ブレーキをかけた際にブレーキダストが大量に発生し、ホイールやタイヤを汚してしまうことがあります。

原因2、タイヤの保護成分が化学変化を起こしたもの

タイヤのゴムには、オゾンや熱などによる劣化や亀裂を防止するために「老化防止剤」が含まれています。
この老化防止剤がタイヤ表面に滲み出し、化学変化により茶色く変色することで、タイヤ全体が茶色く汚れたように見えることがあります。

解決策、タイヤの茶色い汚れは専用のクリーナーでスッキリ除去

今回はその両方の汚れをスッキリ落とし、タイヤの真っ黒をよみがえらせることで、車全体の見栄えを向上させることができるクリーナーをご紹介します。

それがこちら!
『ディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー』
大容量の800mlで、気になる汚れにたっぷり使うことができます。

使い方は簡単。
あらかじめタイヤ・ホイールに水をかけ、砂やホコリなどを洗い流します。

その後、『ディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー』をスプレーしていきます。
目安としては、中型車の純正ホイール・タイヤ1本に対し約40ショットです。

スプレー後、しばらく置くとタイヤに付着した泡がみるみるうちに茶色く変色していきます。

これは、クリーナーの超浸透バブルが、タイヤ表面の劣化した老化防止剤等の汚れに浸透し、ジュワ~っと浮かせているから。
老化防止剤の汚れ以外にも、ブレーキダスト、劣化したタイヤワックスといったタイヤ特有の汚れにも効果的です。
また、オレンジオイルも配合しているため、ピッチ・タールといった油汚れも強力に溶解。
見た目にも汚れが落ちていることを実感できるため、ついついこの状況に見入ってしまいます。

なお、高い洗浄効果がありながらも、対象物の表面の汚れにのみ効果を発揮します。
タイヤのゴム内部にまで成分が浸透し悪影響を及ぼすことはありませんので、対象物にダメージを与えることなく効果的に洗浄することができます。

話は変わりますが、使用方法で「中型車の純正ホイール・タイヤ1本に対して40ショット程度が目安」と説明しました。
“ショット回数が多いな?”“大容量だとボトルが重くて何回もスプレーするのは手が疲れない?”と心配な方もいらっしゃるかも。でもご安心ください。
この『ディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー』は下の画像のように3点で支えることができる「神ホールドグリップ」を採用。ボトルの重さが分散されて手の負担が軽減される仕組みになっています。

話を元に戻します。
実際にはスプレーして約30秒待って汚れが浮かび上がったタイヤをタイヤ専用の洗車用品でこすり洗いします。
合わせておススメするのはこちら『ディグロス 神トレ タイヤブラシ』。

超硬×極細毛の特殊繊維を採用したタイヤ専用のブラシで、通常の洗車スポンジでは除去しきれない、タイヤ表面の細かな凹凸の中に固着した汚れにもしっかりとアプローチでき、汚れをかき出します。同時に、液ハネしにくいのもポイントです。
また、アールの付いたスリム形状でグリップ部分は軟質素材(ポリエチレン、ポリウレタン)なので、リム周辺もしっかり洗えます。

※『ディグロス 神トレ タイヤブラシ』については下記の記事で詳しく紹介しています。
https://www.soft99shop.com/contents/blog20230320

タイヤ表面をゴシゴシと洗っていきます。

磨き終えたら最後に水でしっかりとすすいで、タオルで水滴を拭き上げれば、

完成です!
くすみの原因となっていた表面の汚れが除去され、タイヤ本来の色を取り戻しました。

ちなみに、タイヤ表面の凹凸の汚れはというと…

【Before】

この通り、細かいすき間の汚れまでスッキリ洗浄できました!

【After】

タイヤの洗浄、いかがでしたか?
車のボディを洗車でどれだけキレイにしても、黒いタイヤが汚れていると車全体が締まって見えないものです。車全体をキレイに見せるためにも、タイヤはしっかり黒くなっていることはとても重要です。
実際、汚れそのものがタイヤの機能面におよぼす影響はほとんどありませんが、タイヤの状態を小まめにチェックすることにより、タイヤの異常にも早めに気付くことが出来ます。
だからこそ、見栄えの観点だけでなくタイヤのお手入れは定期的に実施することをおススメします。

なお、タイヤ洗浄後におススメのタイヤワックス『ディグロス 鬼黒タイヤワックス』は、こちらからご確認ください。

ここまではタイヤ洗浄だけのご紹介でしたが、『ディグロス 神トレ ホイール&タイヤクリーナー』はその名の通りホイールの洗浄にも優れた効果を発揮します。タイヤと合わせて、ホイールの汚れも同時にスッキリとさせてみてはどうでしょうか。

 

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