突然の雨対策-ライダー篇- 2021.07.01

日頃からバイクで通勤・通学をされる方や、ツーリングが趣味という方は、雨の日のライディングは嫌いだという方が多いのではないでしょうか?

雨天時のライディングは晴天時よりハンドリングやブレーキにも注意が必要で、レインコートなどの雨装備も必要となれば当然かもしれません。
また、ヘルメットシールドに雨が張り付き前方が見えづらくなるのも、大きな悩みではないでしょうか。

何度もシールドの雨をぬぐいながら走行した、というお話を耳にすることも。

そんな雨天時のライディングのストレスを大きく軽減できるケミカルがあります。
それが、ヘルメットシールド用の撥水コーティング剤です。
ヘルメットに降りかかる雨がシールド表面に張り付かず水玉状になることで走行時の風圧で吹き飛ばし、雨天時でも視界を確保することができる優れものです。

そんなヘルメットシールド用撥水コーティング剤ですが、大きく分けて2種類のタイプが存在します。

①撥水タイプ
ヘルメットシールド表面に撥水コーティング膜を形成し雨を弾く。商品によって撥水効果や耐久効果が異なる。

②超撥水タイプ
バイクを走らせなくても水滴がつかないほどの超撥水性能。一般的に耐久性が低く、触れると効果がなくなってしまう商品も。

商品によって性能差や特長は多少異なりますが、いずれのタイプの商品も正しく使用すれば、優れた性能を発揮します。
なお、①でも②のタイプでも、ヘルメットが濡れていない乾いた状態で施工する商品が多いようで、天気予報を見ながら事前に施工しておく使い方となります。もし施工し忘れると、急な夕立やゲリラ豪雨などで困ってしまうことも。

今回は、突然の雨にもサッと施工でき、瞬時に水を弾いて良好な視界を確保できる『レインバースト』をご紹介します。

使い方はいたって簡単。
雨で濡れてしまったシールドに対し、水滴は拭き取らず対象面にそのままスプレーし、乾いたティッシュペーパーで塗り広げるように拭き上げるだけ。
以上です。

急な雨にも、『レインバースト』とティッシュペーパーのみで施工が完了します。

たったこれだけの作業で効果があるの?とご心配の方、続いてその効果を披露します。
先ほど施工が完了したヘルメットに直接シャワーをかけてみます。

かかったシャワーが水滴となってみるみる流れ落ちていくのが確認できます。

これなら信号待ちのタイミングでも、つぶれた水滴や水の膜による視界不良を抑制し、一定の視界を確保できます。
もちろん『レインバースト』はシールドが乾いた状態でも施工が可能です。雨天時の施工より撥水効果が長持ちします。

つづいて、実際の雨天時の走行シーンを想定するため、シャワーをかけながら「ブロワー」で風を当て水滴の飛び具合を確認してみます。風の強さを「風速計」で確認して、仮想走行シーンを再現してみました。

今回のテストでは、風速17m/s前後(時速およそ60㎞想定)と、風速8m/s前後(時速およそ30㎞想定)のテストを行います。※テスト結果は実際の走行時と異なる場合があります。

まずは時速60kmを想定し、風速を約17m/sでテスト。

風が吹きかかった瞬間に、水滴が飛んでいくような勢いで流れていくことが確認できました。

次に街中での走行や雨天時の慎重な走行を想定した、時速30kmを想定。風速を約8m/sに設定しました。

流れるスピードこそ時速60kmほどではないものの、時速30kmでも気持ちよく水滴が流れていくことを確認できました。

ちなみにヘルメット内からの視界はこのとおり。

気持ちよく水滴が流れていき、良好な視界が確保できることが確認できました。

水弾き効果は約1日持続。ロングライドでも、通勤などのチョイ乗りライドにもおススメです。
※「時速30kmの走行時で水滴が流れ落ちる」最大効果は約30分から1時間程度持続。

今までヘルメットシールド用のコーティング剤に以下のようなイメージをお持ちだった方、いらっしゃいませんか?
・事前に施工しておくのが難しい
・急な雨の日に使いたい
・施工が面倒
・水ハジキ効果に不満
・効果があまり持たない
・ムラになってしまい、施工が難しい
・ニオイがきつい

そんなライダーの皆様、一度『レインバースト』をお試しください。

また、『レインバースト』はゴーグル、樹脂製のヘッドライト、ウインドスクリーンなどにもお使いいただくことができます。
スプレーしてティッシュで拭き上げる簡単な施工でライダーの視界を確保する『レインバースト』。
直径約3.5cm、高さ約13.5㎝のコンパクトボトルなので、2輪車の必携アイテムとしてぜひ1本お持ちください。


今回ご紹介したアイテム